新しい取り組みを始めるときは、なぜ、自分にこれをお願いしてきたかの背景が重要でした。すなわち、取り組み至ったプロセスに取り組みの本質があると考えます。
私はこれまで、クライアントへ向けてのプレゼンや面談を何千回としてきました。若い頃は、プレゼンや面談を終わらせることが目的と考えて取り組んでいたことを思い出します。マネジメント側の立場になったばかりのときは、与えられたプレゼンを行っている印象で、そのプレゼンの本質を考えていなかったように記憶しています。
新しい、取り組みを提案する、プレゼンを例に考えてみます。
私は、プレゼンは苦手でした。では、なぜ、苦手と考え、目指す結果を出す自信が持てませんでした。なぜ、自信が持てないかを考え、伝えたいことが相手に伝わるか心配でした。では、なぜ、相手に伝わらないと考え、説明する内容が不足していないか心配でした。突き詰めると、背景をしっかり理解し、様々なことを想定して準備することで、プレゼンに自信をもてるに気づきました。このように、自分自身が納得して行動できるまで、約15年と長い年月がかかりました。
新しい取り組みを始めるときは、なぜ、自分にこれをお願いしてきたかの背景が重要でした。すなわち、取り組み至ったプロセスに取り組みの本質があると考えます。